【今話題】ファインバブルシャワーの仕組みや効果を徹底解説

こんにちは、むじょーです。
今日は、ファインバブルについてお話ししようと思います。

ムジョーとは何者か？

10年ほどEMSなどを中心に美容健康機器の商品企画・開発をしていまいした。
現在は、関連分野の技術の解説者としてブログ運営中。
美容健康関連技術は視覚的にはなかなか様子がわからない技術なので、目的や効果も曖昧だったり、仕組みが怪しいと思われる商品も多いです。少しでも正しい知識をつけてもらって、満足のいく体験をサポートしたいと思います。

シャワーにお風呂にキッチンまで、いろいろな場面で使わるファインバブル。
実は、とてもすごい効果を持っています。

洗顔やシャワーなどでもっときれいにしたい方、日頃の台所仕事で汚れ落ちをもっとよくしたい方には、ぜひおすすめしたいです。

こんな人におすすめ

・シャワーで洗浄力と節水機能を上げてみたい

・キッチンの水栓をもっと楽にしたい

・スキンケアに抵抗のある男性

ファインバブルとは？

最近、シャワーヘッドやお風呂用の装置で「ファインバブル」という言葉をよく耳にするかと思います。どんな泡？って思う人も多いのではないでしょうか

ファインバブルとは、

直径が100μm（＝0.1mm）より小さな泡のことを指します。
※2017年6月にISO規格にて定められた用語。
泡の大きさにより、1μm以上100μm未満の気泡をマイクロバブル（目視可能）、
1μm未満の気泡をウルトラファインバブル（目視不可能）と区別されています。

このように、泡の大きさで区別しています。

そしてファインバブルを簡単にいうと、とても小さな泡という事です。

参考：ファインバブル産業会

注意点「ナノバブルは古い名称」

似た言葉で、【ナノバブル】という言葉があります。これは、ファインバブルという規格が成立する以前に用いられた言葉で、実態はウルトラファインバブルなどとほぼ同様です。
ISO規格の定義に則るのであれば、ファインバブル、マイクロバブル、ウルトラファインバブルを使うのが良いでしょう。

数値だけではわかりにくいと思いますので、比較対象として、毛髪と毛穴で比較してみました。
泡の大きさがとても小さいことがわかっていただけるかと思います。

では、この小さな泡がなぜ良いのか？という点を説明したいと思います。

ファインバブルの効果

高い洗浄力&除菌力
保湿＆保温効果
半永久的に使用可能

このウルトラファインバブルの特化効果には、例えば水質改善や除菌効果があります。また、農業や水産業界でも利用されており、栄養素の吸収促進や養殖物の生育促進にも効果があると言われています。さらには化粧品や医療分野でも利用され、肌の保湿や治療効果など、幅広い応用が期待されています。

高い洗浄力＆除菌力

最大の効果は何といってもその高い洗浄力です。毛穴などよりもはるかに細かい泡なので、隙間に入り込みこみ、汚れを浮かび上がらせる洗浄効果があります。

しかもウルトラファインバブルは油分に浸透できます。つまり、ただの水なのに油汚れを落としやすくなります。

この性質を利用することで、頭皮のケアや、洗顔にも良いですし、普段の食器洗いなども落ちやすくなります。

ちなみに、機械加工部品の洗浄に使用されたりもしています。

除菌効果もあるそうです。

薬品不要で除菌・殺菌・消臭できるウルトラファインバブルとは？

界面活性作用

界面活性作用は、物質が異なる相や界面で相互作用する能力を指します。
ファインバブルでは、細かな泡が電荷を帯びることでこの界面活性作用を得ています。

結果、汚れの除去に影響してきます。

表面の帯電……pHが5～6以上の水（通常の水）中で気泡表面がマイナスに帯電する
表面吸着……気泡表面の帯電極性と反対の極性に帯電する物体を引き付ける
表面反発……気泡表面の帯電極性と同じ極性に帯電する物体を反発する
疎水性相互作用……水中に浮遊する油性の物体が気泡表面に集まる

②保湿＆保温効果

ウルトラファインバブルも泡なので、いうなれば細かい空気の塊です。（目には見えないレベル）

空気は熱を伝えにくい（2重構造のタンブラーなどのイメージ）ので、ファインバブルでお風呂を入れれば保温効果が高まります。

また、浴びた後にもその効果が続くといった研究結果もあるそうです。

また、先ほどのご説明した様に電荷を帯びたバブルによって、肌に対する浸透もされ、保湿・美肌効果にもつながることが期待されています。

ファインバブルの発生方法

半永久的に使用可能

ファインバブルの発生方法は、様々ありますが、一般的な家庭用のシャワーや洗濯機などで使われる方法は、専用の部品に水を通すだけで簡単にバブルを発生させることができます。また、通水するだけなので、半永久的に発生させ続けることができます。

具体的には、どういった構造がよく使用されるのかご紹介しましょう。

今回は、MTG社のReFa FINE BUBBLE Sの関連特許から見てみたいと思います。

特許文献から、技術紹介をいたします。

公開番号：WO2021065237A1

出願人：株式会社MTG

発明の名称：シャワーヘッド

旋回液流方式

ファインバブルミストの先駆けミラブルに代表されるように、いわゆるミストシャワーの、ミスト発生機構がファインバブルを発生させています。

ミストの発生には、水をぐるぐる回して、遠心力で細かくしていきます。
この遠心力によってミストかさせる際の圧力変化でファインバブルが発生するようになっています。

特許の原稿では、「キャビテーション作用により、湯水中にマイクロファインバブル及びウルトラファインバブルを含む微細バブルが発生される。」とされています。

最近は、ファインバブルを用いたミストシャワーという商品が増えておりますが、この方式を採用しているとkがんが得られます。

ベンチュリー方式

ReFa FINE BUBBLE Sの持ち手の中には、ファインバブル発生用の管が入っている様です。

この管は、ベンチュリー管と呼ばれる構造であり、急激な管径の変化がつけられています。この時の圧力変化でファインバブルが発生する仕組みとなっています。

この方式は広く活用されており、水道管に着けるアダプタータイプの発生機も内部構造は似たようなものになっています。

ファインバブルシャワーの注意点

水流が衰える

ご紹介したように、バブルの発生する仕組みは、圧力変化を用いており、狭い管に水を通しています。

なので、水流の勢いが衰えるという欠点があります。

今まで普通のシャワーを使っていた方は、肌当たりが弱く、物足りないと感じるかもしれません。

しかし、バブルによって洗浄力も高く、肌当たりは柔らかい水となるので、ぜひ使い続けて効果実感を得てもらえればと思います。

脱気した水道では、バブルが発生しない

住宅によっては、配管のさびを抑制するため、水道中の空気を除去する脱気を行っている場合があります。

この場合、シャワーヘッドの種類によってはファインバブルが発生しない可能性があります。

理由としては、ファインバブルは水に溶け込んだ空気などの気体を泡にしているため、脱気によって除去された場合は、バブル化させるものがなく、ファインバブルが発生しないという状況になります。

古い住宅の給湯設備に脱気されるものがあるようですので、ご注意ください。

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ミラブル

皆さんも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか？ファインバブル×ミストシャワーの代名詞ともなってきたミラブル。

マジックがシャワーで消えるデモには驚きました。

わたしも家で使っていますが、ファインバブルを含んだミストシャワーの洗顔はとても気持ちよいです。

初めて使ったときは、その洗浄力でケアが不足がちな私の肌の色のトーンが変わったように思います。※個人の感想

シャワーヘッド型美顔器の名前は伊達ではありません。特に男性（私もですが）にお勧めしたい点が、３つあります。

①手軽な肌ケア
②体臭対策
③気になる頭皮ケア

ファインバブルは細かい泡が毛穴まで入り込んで汚れを落としてくれます。
シャワーの温度をしっかりと温水（36～40℃程度）にすれば、皮脂を柔らかくし、お湯の方が溶け込んでいる空気も多いので泡もしっかり出るので効果的です。
昨今、男性も化粧やスキンケアが注目される時代。まずは毎日のシャワー習慣を変えるだけでも初めてはどうでしょうか。

持ち運べるミラバス

テレビCMで話題のどこでもミラバスです。

工事不要で、簡単にお風呂で使えて、マイクロバブルでエステ感覚が楽しめます。真っ白なお湯になるのは本当にすごいですよね。賃貸、マンション、一戸建てどこでも設置可能です。

「どこでもミラバス」は毛穴の奥まで届くマイクロバブル※（超微細気泡）を生成し、ただお湯に浸かるだけでミクロの泡がお肌の老廃物をやさしく取り除き､健康的でつややかな美肌にします。美肌やリラックス効果の高い｢ゆらぎ浴（全体水流）｣､気になる部分にも効果的な｢スポットケア（部分水流）｣を自宅で楽しめます。
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